特別お題「わたしの推し」
私の推しは、競馬の騎手である武豊さんです。
私は特別、競馬が好きというわけではないですが、武豊騎手の動向はいつも気にしています。どのレースにでるのか、どの馬に騎乗するのか、海外遠征はなるのか、インタビューでどういう話をしているのか、いつもチェックしています。
武豊騎手は、これまでに前人未踏の実績を残しているにも関わらず、現在も大きな目標を持って頑張っています。フランスで行われる凱旋門賞というレースがあるんですが、これまで日本人で勝った騎手はいません。
凱旋門賞は、そこで日本人が騎乗することさえ難しいですが、武豊騎手はそこで勝つことを目標にしています。
現在、52歳、普通でいけば中年男性で目標のない人も多い中、この大目標を達成するため、日々頑張っています。
私も現在、45歳の中年男性なんですが、すごい勇気づけられます。
武豊騎手の発言で何個か印象に残っているものを書いていきます。
「他の騎手の成績は気にならない。とにかく自分自身が少しでもうまく騎乗できるようになりたい」
(こんなようなことをテレビ番組で言っていました。多分、情熱大陸。)
この考え方は、一般社会でもつかえますよね。私自身も会社の中で競争があるし、成績でライバル達より負けていると心が乱れます。心が乱れた結果、さらに悪い結果になることもしばしばあります。
純粋にうまくなりたい、勝ちたいと思える精神状態は、雑念がないので、非常に強いのだと思います。私もこの境地を目指して、日々仕事をしています。
これができれば、無駄なストレスもなくなるし、仕事に集中できると思うんですよね。
「強い馬に乗ることは、勝利の条件だと思う。ただ、強い馬に乗れれば、誰だって勝てる、ということは、騎手としては言ってはいけないこと。強い馬の騎乗依頼がくるようにすることも騎手の勝負のうち」
(武井壮さんと出演した番組で言ってました。)
これ何を言っているかというと当然レースでの実績も大切なんですが、馬の騎乗依頼をしてくれる調教師や馬のオーナーとの信頼関係を築くことも騎手の勝負ということなんです。どれだけ馬乗りがうまくても人間的に信頼を得ることができなければ、ダメだということですね。
これも日常生活の中で役立つ考え方だと思います。目の前の事象について、その場での原因に囚われがちですが、もっと前段階があるのだと考えるようになりました。
仕事でも結果の出る人と出ない人で、何が違うのか考察する際、その仕事の前段階を見ると結構差があったりします。
「プレッシャーは嫌いではない。プレッシャーを感じることのできる立場にいることが良いこと」
(武豊TVで言ってましたね)
これすごい良い言葉だと思います。
すごいプレッシャーのかかる仕事とかあると思いますが、その仕事を任されるということは、それだけ期待されているということですから。
そういう気持ちを持つだけで、仕事のやりがいが出てきますよね。
などなど、武豊騎手について書かせていただきました。
他にも人生の参考になる話がありますので、気になった方は武豊騎手について調べてみてはいかがでしょうか。